2016年11月27日 (日) 10:08:00

Sounds of BLUE GIANT を聞く!

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『ビッグコミック』にて絶賛連載中の石塚真一によるジャズを題材としたマンガ「BLUE GIANT」にまつわる名曲を集めたオムニバスのアルバム「Sounds of BLUE GIANT」を聞きました。昨年2015年7月のリリースです。ついでながら、2013年にはコミックと同名の同じようなコンピレーション・アルバムもリリースされています。また、コミックの方は今年2016年9月か10月から主人公の宮川大の海外進出に伴って、「BLUE GIANT SUPREME」として継続しています。なお、海外進出先はドイツでミュンヘンに降り立った、らしいです。また、すでに発売されている2枚のCDを単純に組み合わせただけのCD2枚組アルバムも発売されているようです。まず、アルバムに収録されている曲の構成は以下の通りです。

  1. Olive Refractions/Johnny Griffin
  2. I'm a Fool to Want You/Dexter Gordon
  3. Moment's Notice/John Coltrane
  4. A Night in Tunisia/Sonny Rollins
  5. Moanin'/The Jazz Messengers
  6. Well, You Needn't/Thelonious Monk
  7. Cherokee/Clifford Brown & Max Roach
  8. Countdown/John Coltrane
  9. Time Was/John Coltrane
  10. Maiden Voyage/Herbie Hancock


ジャケットの画像から明らかな通り、コミック主人公の宮川大はテナー・サックス奏者ですから、当然、テナー・サックスの名曲が収録されています。4曲目まではリーダーがテナー奏者ですのでそのままなんですが、ライナー・ノートにしたがえば、5曲目のメッセンジャーズの名曲のテナーはベニー・ゴルソンですし、6曲目はモンクのオールスターバンドでテナーはコルトレーンとコールマン・ホーキンスだそうです。7曲目のクリフォード・ブラウンとマックス・ローチのクインテットの当時のテナーはハロルド・ランド、最後のハービー・ハンコックのクインテットのテナーはウェイン・ショーターです。どうでもいいことながら、最初のジョニー・グリフィンの曲はアルバム「リトル・ジャイアント」に収録されており、「ジャイアント」つながりが意識されているのかどうか、面白いところかもしれません。小柄だったグリフィンに比べて、2曲目のデクスター・ゴードンはとても大柄だったといわれています。
私はマンガの方は読んでいないので何ともいえず、どうしても、コルトレーンが多くなってしまうのは判る気もしますが、モダン・ジャズ全盛期のテナー奏者として、ハンク・モブレーやボビー・ジャスパーなんかも収録して欲しかった気がしないでもありません。もっとも、2013年の1作目のオムニバス・アルバムを聞いていないので何ともいえません。それから、このアルバムに収録された10曲のうち4曲までがモノラル録音です。大雑把に1950年代半ばにはステレオに移行しているハズですので、60年以上前の曲も多く収録されていることになります。ですから、決して音質はハイレゾではあり得ません。その点も注意が必要かもしれません。もっとも、私の好みのモダン・ジャズです。それは間違いありません。

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2016年11月13日 (日) 17:49:00

菊地成孔「機動戦士ガンダム サンダーボルト」サウンドトラックを聞く!

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菊地成孔による「機動戦士ガンダム サンダーボルト」サウンドトラックを聞きました。まず、全17曲の構成は以下の通りです。

  1. サンダーボルト・メインテーマ用
  2. 戦闘中(激戦状態)用
  3. SE 1 1950年代擬似 (フル・アコースティック)
  4. 戦闘開始用
  5. 戦闘配置用
  6. 出撃用
  7. SE 2 2050年代擬似 (フル・エレクトリック)
  8. 白い部屋
  9. あなたのお相手
  10. イエスのガール
  11. 女の子に戻るとき
  12. 年寄りになれば
  13. ただ泣くだけ
  14. 月のカクテル
  15. ただ2人だけ
  16. あたしのカントリー・ソング
  17. RONALD REAGAN OTHER SIDE / dCprG


サウンドは、やっぱり、菊地成孔です。私のようなアラ還の中年ジャズファンからすれば、かなり前衛的に聞こえます。まあ、エリック・ドルフィーでもそうなんですから仕方ありません。それにしても、ガンダムと菊地成孔というのは、結構意外な組み合わせでしたが、なかなかサマになっています。
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2016年11月03日 (木) 17:49:00

山中千尋の最新アルバム「ギルティ・プレジャー」を聞く!

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山中千尋の最新アルバム「ギルティ・プレジャー」を聞きました。デビュー15周年記念だそうで、ホーンのないトリオによる演奏です。まず、曲目構成は以下の通りです。

  1. Clue
  2. Guilty Pleasure
  3. Caught in the Rain
  4. Life Goes On
  5. The Nearness of You
  6. At Dawn
  7. Hedge Hop
  8. Moment of Inertia
  9. Guilty Pleasure Reprise
  10. Meeting You There
  11. Thank You Baby


5曲目の The Nearness of You のスタンダードを除いて、1曲目から9曲目までが山中のオリジナル曲ですが、4曲目の Life Goes On はどこかで聞いた記憶があります。サイドは脇義典のベースとジョン・デイヴィスのドラムスが固めます。最近の何枚かのアルバムで感じていた違和感が私なりに吹っ切れたようで、やっぱり、ピアノ・トリオの演奏のよさを感じてしまいました。ゆったりとしたバラード系の曲が多い印象ですが、アップテンポの曲でもさすがに聞かせます。今まで何度か、このピアニストの最高のアルバムは澤野からメジャーに移るころで、私の一番のオススメはメジャー・デビュー作の「アウトサイド・バイ・ザ・スイング」 Outside by the Swing と公言してはばからなかったんですが、ひょっとしたら、このアルバムが現時点での彼女の最高傑作かもしれない、と思い始めています。この編成がレギュラー・トリオになれば、上原ひろみのような飛躍が望めるかもしれません。
下の動画は Universal Music からアップされており、このアルバムの1曲目のシーンです。

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2016年10月23日 (日) 10:02:00

纐纈歩美「アート」を聞く!

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纐纈歩美のニュー・アルバム「アート」を聞きました。今年5月のリリースです。恥ずかしながら、私はよく知らなかったんですが、NYシリーズの第3弾だそうです。アルバムのタイトル「アート」は同じアルトサックスのアート・ペッパーにちなんでのタイトルらしいです。でも、アートのファースト・ネームを持つジャズメンはいっぱいいそうな気がします。少なくとも私が聞いたことのあるアルバムだけでも、「モダン・アート」のタイトルのアルバムが2枚あって、アート・ペッパーとアート・ファーマーがそれぞれ出しています。ということで、曲の構成は以下の通りの8曲です。

  1. Cool Bunny
  2. Straight Life
  3. Imagination
  4. Diane's Dilemma
  5. Besame Mucho
  6. Holiday Flight
  7. Patricia
  8. When You're Smiling


纐纈歩美がアルト・サックスでジャズを演奏し始めた高校1年生のころに「アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション」を聴いて、アート・ペッパーの音色に魅了されたということで、上の2曲目と3曲目は「アート・ペッパー・ミーツ・ザ・リズム・セクション」から、また、1曲目と4曲目と8曲目は「モダン・アート」に収録されています。そのほかの曲も、何らかの意味でアート・ペッパーゆかりの曲だそうです。ただ、ブルースの演奏についてはさすがに差があると感じざるを得ませんし、纐纈歩美としても、前の「バラーディスト」の方がサックスの鳴りもよかったし、演奏全体の完成度が高かったような気もします。もっとも、これも本家アート・ペッパーとの比較をしてしまうのが原因かもしれません。何よりも、バックのリズム・セクションに負けているではないか、という曲がいくつかあります。ベサメ・ムーチョはスペイン語の歌詞をまったく理解していないような気もします。ちょっと残念。とても残念。
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2016年10月16日 (日) 10:04:00

Kei Nishikori meets Nujabes を聞く!

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Nujabes こと、瀬葉淳の曲を精神集中のために試合前に聞く、とうそぶいたテニス・プレイヤーの錦織圭がコンピレーションしたアルバム Kei Nishikori meets Nujabes を聞きました。今年2016年2月26日にリリースされています。この2月26日というのは瀬葉淳の命日だそうです。2010年に36歳で交通事故により亡くなっています。まず、アルバムの曲の構成は以下の通りです。

  1. Another eflection
  2. Spiritual State
  3. Luv (sic) pt2
  4. The Final View
  5. A day by atmosphere supreme
  6. Luv (sic) pt4
  7. Beat laments the world
  8. City Lights
  9. Luv (Sic)
  10. Horizon
  11. Luv (sic.) pt3
  12. Feather
  13. Searching For You
  14. Spiral
  15. Counting Stars
  16. reflection eternal
  17. After Hanabi -listen to my beats-


錦織は特に6曲目の Luv (sic) Part4 をベストに上げているそうです。もちろん、リラックスするために聞くこともあるんでしょうが、私が特に注目したのは、集中力を高めるために試合前に聞く、という点です。私が従来から主張しているように、音楽を聴くのはリラックスのためもいいんでしょうが、緊張感を高めるという作用も無視できません。この緊張感を高める音楽の例としては従来は軍歌くらいしか思いつかなかったんですが、極めて現代的でとても好ましい例が出来たと、私は勝手に喜んでいます。音楽時代はヒップホップなので、好みによります。ほとんどジャズしか聞かない私にはこの音楽のよさが理解できないかもしれません。
下の動画の最後は2月24日リリースと出ますが、最初に書いた通り、アルバムのリリースは2月26日だということだそうです。

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2016年08月28日 (日) 17:39:00

In Case You Missed Us, New Century Jazz Quintet を聞く!

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とても久し振りにジャズを聞いたブログです。New Century Jazz Quintet のアルバム In Case You Missed Us を聞きました。ドラムスのユリシス・オーウェンズJrとピアノの大林武司を中心に結成されたコンボです。実は、このクインテットの最新アルバムは今年7月に出たばかりの Arise なんですが、まだ聞いていません。ということで、そのひとつ前の昨年6月リリースの本アルバムを取り上げておきます。まず、曲の構成は以下の通りです。

  • In Case You Missed It
  • Revolution
  • Swag Jazz
  • Upon Closer Look
  • Burden Hand
  • 風のとおり道
  • Uprising
  • View from Above
  • Naima
  • Light That Grew Amongst Us
  • Eleventh Hour
  • Love's in Need of Love Today


日米混成のグループですから、ジブリの曲を取り上げたりもしています。もちろん、4ビートで演奏しています。でも、私が感激したのはコルトレーンの名曲ナイーマです。ピアニストのハンク・ジョーンズなども取り上げているんですが、6/4拍子のアレンジもさることながら、ここまでアップテンポで演奏されたナイーマを私は知りません。ほかにも、高速、というか、軽快な曲が多くなかなかの仕上がりと見ました。
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2016年03月27日 (日) 14:28:00

週末ジャズはマル・ウォルドロン Left Alone を聞く!

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週末ジャズはマル・ウォルドロンの Left Alone です。このアルバムも、モダン・ジャズの名盤ベスト10はともかく、ベスト100くらいであれば、余裕で入る1枚ではないかと私は考えています。ただ、日米で評価が異なり、ジャズの本国である米国では日本ほど評価されていないとも聞き及んでいます。それから、いいジャズを収録したアルバムは、ジャケットのデザインもすぐれているといわれているんですが、上の画像の通り、このアルバムについては、私はさほどのセンスは感じません。でも、ビリー・ホリデイの背後霊を背負ったマル・ウォルドロン、というか、ジャケットにある通り、her former pianist and his trio がビリー・ホリデイのムードでピアノを弾いているわけです。曲の構成は以下の通りですが、最後にインタビューが4分ほど入っています。

  1. Left Alone
  2. Catwalk
  3. You Don't Know What Love Is
  4. Minor Pulsation
  5. Airegin


マル・ウォルドロンのピアノをジュリアン・ユーエルのベースとアル・ドリアースのドラムスがサポートしています。1曲目のみジャッキー・マクリーンのアルトサックスが入っており、印象的なテーマを奏でています。3曲目と5曲目が有名なスタンダード曲である以外は、リーダーのマル・ウォルドロンの作曲となっていて、わずか5曲でインタビューを除けば40分足らずのアルバムですが、ハズレの曲はありません。むせび泣くようなマクリーンのアルトサックスの絶唱も大いに聞きごたえがあります。なお、先頭曲はビリー・ホリデイが歌ったわけで、ご本人が歌詞をつけています。歌詞は以下のサイトにあります。ご参考まで。



このアルバムも夜遅くに聞いたいところなんですが、タイガースの試合が始まってしまいましたので、取り急ぎ、書き上げてアップします。
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2016年03月20日 (日) 18:39:00

週末ジャズはソニー・クラーク、Cool Struttin' を聞く!

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週末ジャズはソニー・クラークの Cool Struttin' です。このアルバムも、ソニー・ロリンズの Saxophone Colossus やカーティス・フラーの BLUESette などと並んで、モダン・ジャズの名盤ベスト10に余裕で入る1枚ではないかと私は考えています。それから、いいジャズを収録したアルバムは、上の画像の通り、ジャケットのデザインもすぐれています。想像するに、軽くスリットの入ったタイト・スカートにパンプスを履いたキャリア・ウーマンらしき女性が、さっそうとマンハッタンを闊歩している雰囲気がよく出ています。

  1. Cool Struttin'
  2. Blue Minor
  3. Sippin' at Bells
  4. Deep Night
  5. Royal Flush
  6. Lover


リーダーはピアノのソニー・クラークなんですが、これもジャケットに見える通り、ホーンはトランペットのアート・ファーマーにアルトサックスのジャッキー・マクリーン、リズムセクションはベースのポール・チェンバースとドラムスのフィリー・ジョー・ジョーンズです。1曲目と2曲目と5曲目とがソニー・クラークのオリジナル曲のほか、3曲目はマイルス・デイビスの作曲ですし、他はスタンダードに近い曲と考えてよさそうです。ハード・バップのベスト・アルバムのひとつであり、1958年の録音でブルー・ノートからリリースされています。クラークのピアノもいいですし、マクリーンのアルトもとてもいいです。夜遅くに聞きたい1枚です。
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2016年03月13日 (日) 18:35:00

週末ジャズはデクスター・ゴードン GO! を聞く!

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週末ジャズはデクスター・ゴードン、GO! です。力強く男性的なテナー・サックスが朗々と鳴り響きます。サイドを固めるのはピアノにソニー・クラーク、ベースにブッチ・ウォレン、ドラムスにビリー・ヒギンスが配されています。ソニー・クラークはすべての曲でソロを取っています。まず、曲の構成は以下の通りです。1曲目だけがゴードンご本人のオリジナルで、4曲目は有名なスタンダード曲です。

  1. Cheese Cake
  2. Guess I'll Hang My Tears Out to Dry
  3. Second Balcony Jump
  4. Love for Sale
  5. Where Are You?
  6. Three O'Clock in the Morning


デクスター・ゴードンは、1923年に生まれて1990年に亡くなったテナー・サックスの巨匠ですが、デビューした1940年代のビパップ全盛期に、チャーリー・パーカー、ディジー・ガレスピー、バド・パウエルらと共演して、Dexter Rides Again などのアルバムでいくつかヒットを飛ばした後、1950年代はドラッグの影響などにより不調の時期が続きましたが、1960年代に入って欧州での演奏を始め、また復活しています。このアルバムは1962年の録音ですし、その翌年1963年に吹き込んだ Our Man in Paris はバド・パウエルとの共演ということもあって、かなりの売上げを記録したとされています。でも、どちらかといえば、私は Our Man in Paris よりも、この GO! の方が好きです。というのは、冒頭に Cheese Cake が入っているからだったりします。少し人を食ったような曲なんですが、ジャズ・ファンでなくても、何となく耳に残る曲であり、ホントはそうでなくても、以前に聞いたような謎の経験が残っていたりする不思議な曲です。下の動画はその曲です。

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2016年02月28日 (日) 18:21:00

週末ジャズはコルトレーン「至上の愛」を聞く!

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今まで取り上げていなかったんですが、とうとう、ジョン・コルトレーン「至上の愛」John Coltrane, A Love Supreme です。というのは、私はまだ買っていませんし、今のところ買うつもりもないんですが、この「至上の愛」の新発掘音源を収録した「至上の愛 - コンプリート・マスターズ」 A Love Supreme Coplete Masters というCD3枚のアルバムが昨年2015年11月にリリースされていますので、改めて思い出した次第です。まず、アルバムの曲構成なんですが、オリジナルの「至上の愛」の収録曲は以下のdisk 1の最初の1-4曲目までで、「コンプリート・マスターズ」ではdisk 1の5曲目以降とdisk 2と3が付け加えられています。

  • disk 1
    1. A Love Supreme, Part I - Acknowledgement
    2. A Love Supreme, Part II - Resolution
    3. A Love Supreme, Part III - Pursuance
    4. A Love Supreme, Part IV - Psalm
    5. A Love Supreme, Part III - Pursuance (Original Mono Reference Master)
    6. A Love Supreme, Part IV - Psalm (Original Mono Reference Master)
  • disk 2
    1. A Love Supreme, Part I - Acknowledgement (Vocal Overdub 2)
    2. A Love Supreme, Part I - Acknowledgement (Vocal Overdub 3)
    3. A Love Supreme, Part II - Resolution (Take 4/Alternate)
    4. A Love Supreme, Part II - Resolution (Take 6/Breakdown)
    5. A Love Supreme, Part IV - Psalm (Undubbed Version)
    6. A Love Supreme, Part I - Acknowledgement (Take 1/Alternate)
    7. A Love Supreme, Part I - Acknowledgement (Take 2/Alternate)
    8. A Love Supreme, Part I - Acknowledgement (Take 3/Breakdown with Studio Dialogue)
    9. A Love Supreme, Part I - Acknowledgement (Take 4/Alternate)
    10. A Love Supreme, Part I - Acknowledgement (Take 5/False Start)
    11. A Love Supreme, Part I - Acknowledgement (Take 6/Alternate)
  • disk 3
    1. Introduction (Live in Juan-les-Pins, France/1965)
    2. A Love Supreme, Part I - Acknowledgement (Live in Juan-les-Pins, France/1965)
    3. A Love Supreme, Part II - Resolution (Live in Juan-les-Pins, France/1965)
    4. A Love Supreme, Part III - Pursuance (Live in Juan-les-Pins, France/1965)
    5. A Love Supreme, Part IV - Psalm (Live in Juan-les-Pins, France/1965)


2003年に Rolling Stone 誌で、雑誌媒体としては大きなバイアスあるものの、かなり大量の対象に対して 500 Greatest Albums of All Time なる投票結果が明らかにされたことがあります。クラシックなどがほとんど入っておらず、ロックないしポップス曲に偏重した結果だったんですが、ジャズにカテゴライズされるアルバムとしては、12位の Miles Davis, Kind of Blue に続いて、47位に John Coltrane, A Love Supreme が入っています。500の中のジャズのアルバムは数えたことがないんですが、おそらく10あるかないかだろうと思います。また、ジャズの名盤として名高い Sonny Rollins, Saxophone Colossus とか、Curtis Fuller, BLUES-ette とかが入っていないので、ホントのジャズ・ファンにはそれほどの信頼性はないとは思いますが、「至上の愛」がジャズのみならず、音楽全般を通して名盤であることは明らかです。考古学的な趣味以外に、「コンプリート・マスターズ」にどういった意味があるか、私には疑問なんですが、おそらく、私は引き続きコンプリートでなくても「至上の愛」を聞き続けることと思います。
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2016年02月21日 (日) 18:32:00

週末ジャズは上原ひろみ Spark を聞く!

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今週の週末ジャズは上原ひろみ Spark です。トリオ・プロジェクトの4枚目のアルバムです。4枚目にして、リリースからもっとも早く私が手に入れた記念すべきアルバムかもしれません。上のジャケットはまさにスパークしている、という雰囲気なんでしょうか。リズム・セクションのサポートは、アンソニー・ジャクソンのベースとサイモン・フィリップスのドラムスです。まず、アルバム収録曲の構成は次の通り、すべて上原ひろみのオリジナルです。

  1. Spark
  2. In a Trance
  3. Take Me Away
  4. Wonderland
  5. Indulgence
  6. Dilemma
  7. What Will Be, Will Be
  8. Wake Up and Dream
  9. All's Well


随所で広告文句ながら、トリオの火花散る演奏とか、トリオ・プロジェクトの最高傑作、なんてのを見かけましたが、私の印象だけで判断すると、アルバムとしては直前の ALIVE の方が出来がいいような気もします。別のいい方をすれば、ALIVE から発展させたルートに乗っている、というよりも、Voice とか Move のラインに戻った気がします。もちろん、だからどうだというわけではありません。何枚かトリオのアルバムを聞いて来て、決して、型にはまった気もしませんし、堅苦しいというわけではないんですが、もっとピアノは自由な音楽表現をできる楽器だと私は考えており、少なくとも上原ひろみはさらに進化するような気がします。でも、相変わらず、心地よい緊張感をもたらしてくれる貴重なジャズ・ミュージシャンです。Indulgence という曲がとても不思議な響きを持っています。アルバムの中で一番好き、とかではないんですが、なぜか耳に残って気にかかる曲です。それから、オマケのDVDはなかなかヒマがなくてまだ見ていません。

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2016年02月14日 (日) 18:39:00

週末ジャズは片倉真由子 The Echoes of Three を聞く!

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今週の音楽鑑賞のブログで取り上げるアルバムは、片倉真由子 The Echoes of Three です。片倉真由子のサード・アルバムであり、彼女のピアノを中心とするトリオの演奏で、ベースは中村恭士、ドラムはカーマン・イントーレのサポートですが、ジュリアード音楽院時代の同窓生だそうです。まず、アルバムの曲の構成は以下の通りです。4曲目が「同窓生のトリオ」というカンジを出しているのかもしれません。

  1. Echo
  2. Into Somewhere
  3. A Dancer's Melancholy
  4. At the Studio (Reunion)
  5. Directions
  6. Serene
  7. Pinocchio
  8. You Know I Care
  9. A Barfly's Hope


アルバムに収録された上の9曲は基本的に片倉真由子のオリジナルが多くを占め6曲に上るんですが、6曲目の Serene はエリック・ドルフィーですし、7曲目のウェイン・ショーターによる Pinocchio と8曲目のデューク・ピアソンによる You Know I Care はかなり有名な曲ですから、私は別のアルバムでも聞いたことがあります。曲の構成はとてもよくて、演奏はかなり息の合ったところを見せています。特に、このピアニストは時として女性とは思えないほど攻撃的な弾き方をするんですが、このアルバムではそのいい面が出ているように思います。私はセカンド・アルバムの Faith をウォークマンに入れて聞いており、このアルバムもウォークマンに入れるつもりをしています。どうでもいいことながら、日本人の女性ピアニストとしては、実力的に文句なしの上原ひろみを別にすれば、私自身は最近の山中千尋や木住野佳子などよりも片倉真由子の方を評価していたりします。というのは、昨年2015年10月18日付けの音楽鑑賞のブログで取り上げた木住野佳子の Anthology はウォークマンに入れていませんし、実は、一昨年2014年11月16日付けで取り上げた山中千尋の Somethin' Blue を削除して、このアルバムを入れようとしているからです。どうでもいいことながら、寺村容子との比較はビミョーです。秋吉敏子は上原ひろみとは別の意味で別格です。
なお、上原ひろみの新しいアルバム Spark がリリースされます。ひょっとしたら、もう出ているのかもしれません。早く聞いて、このブログでも取り上げたいと思います。
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2016年01月31日 (日) 18:42:00

週末ジャズは宮川純の The Way を聞く!

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今週の週末ジャズは、ピアニストの宮川純の The Way を聞きました。基本は、荻原亮のギターを含めたカルテットの構成なんですが、1-2曲目にトランペッター黒田卓也が参加しています。サイドは坂崎拓也のベースと石若駿のドラムスがサポートしています。2009年に21歳でデビュー・アルバム Some Day My Prince Will Come をリリースしてから、3枚目のアルバムになります。まず、曲目構成は以下の通りです。

  1. Introduction
  2. The Way
  3. JB's Poem
  4. Pulse
  5. The Water Is Wide
  6. Automata
  7. Glossy
  8. The Gold Bug
  9. Just a Moment


最初に、宮川純をピアニストと書きましたが、このアルバムではキーボードも弾いています。このアルバムは基本的に宮川のレギュラー・コンボと考えてよさそうで、ブルーノート契約アーティストである黒田卓也をゲストに迎える形を取っています。ライナー・ノートでは、おそらく宮川自身が各曲の紹介を書いていて、ほとんどがオリジナル曲のようです。ただ、5曲目は有名なスコットランド民謡であり、少し前のNHK連続テレビ小説『マッサン』でもフィーチャーされたところです。演奏については若手のピアニストの平均的なパフォーマンスと受け止めています。リリース元の T5Jazz Records のサイトには、「宮川純のもつ抜群のセンス、テクニック、作編曲能力」などの美辞麗句が並んでいますが、まあ、宣伝文句といえます。私はまだウォークマンに入れていません。ただ、ドラムスの石若駿のサポートはかなりしっかりしている印象があります。今後に期待します。
下の動画は、アルバムのリリース元がYouTubeにアップしたアルバムのタイトル曲です。

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2016年01月24日 (日) 18:56:00

週末ジャズは栗林すみれ TOYS を聞く!

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週末ジャズは、栗林すみれの TOYS を聞きました。一昨年2014年7月にリリースされたデビュー・アルバムだそうです。しかも、栗林すみれは、新レーベルSOMETHIN' COOLの新録アーティスト第1号だそうです。とても未知の領域のような気もしますが、大西順子や松永貴志などを見出して来た行方均氏がプロデュースに参加しているのですから、それなりの意気込みは感じられますし、栗林すみれの個人レーベルではないんだろうと思います。栗林のピアノを加藤真一のベースと清水勇博のドラムスがサポートしています。まず、収録曲は以下の通りです。

  1. Forest and an Elf
  2. I Still Haven't Found What I'm Looking For
  3. Grand Line
  4. Letter to Evan
  5. That Blue Bird
  6. Flying Toys
  7. W.M.P.
  8. Somethin' Warm
  9. Minor Meeting


2曲目がU2をカバーしていて、4曲目はビル・エバンス、最後の9曲目がソニー・クラークで、残りは基本的に栗林すみれのオリジナルと考えてよさそうです。というのは、私は彼女のアルバムで、山本玲子との共演になる「すみれいこ」を聞いたことがあるんですが、5曲目はその山本玲子の作曲です。最後の9曲目はソニー・クラークもトリオでアルバムに収録していて、とても名曲だと思うんですが、比較するのは野暮というものです。昨年2015年10月11日付けのエントリーで、バイオリンの寺田尚子のアルバムを2枚取り上げたこともあり、ついついジャズですから、ブラックでホットなピアノと、ホワイトでクールなピアノを対比させたくなるんですが、もちろん、そのどちらでもありません。とてもキチンとピアノを弾いていて、注目すべきピアニストではありますが、現時点では、昨年2015年12月13日付けで取り上げた寺村容子ほどの力量はないような気もします。先が楽しみという言い方も出来るかもしれません。
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2016年01月11日 (月) 18:49:00

週末の音楽は Anoice, into the shadows を聞く!

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週末の音楽は Anoice の最新アルバム into the shadows です。このグループの4枚目のアルバムなんですが、実は、世間的には前作第3のアルバムである The Black Rain の評価の方が高かったかもしれません。ピアノを中心とするインスト演奏のグループであり、とても不思議でゆったりと流れる音楽です。本来スペイン語ですが、英語でも通じる ambiente というのが正確かもしれません。環境音楽、とでもいうのでしょうか。私は音楽にいわゆる「癒やし」を求めるのではなく、気持ちを高ぶらせるというか、緊張感を求める方で、判りやすくいえば、野球応援の際のコンバット・マーチのようなもので、ある意味では、別の音楽ジャンルでいえば軍歌に求めるのと同じ効用かも知れないと考えないでもないんですが、このアルバムのような音楽も時には聞いたりします。アルバムの曲構成は以下の通りです。

  1. old lighthouse
  2. memories of you
  3. tempest
  4. autumn waltz
  5. a burnt-out nation
  6. forever sadness
  7. lost in daydreaming
  8. all is white
  9. invasion
  10. what is left


何と YouTube に以下の通り、アルバム収録の全曲がアップされています。50分余りあります。ご参考まで。

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2016年01月03日 (日) 14:09:00

週末ジャズは fox capture plan, BUTTERFLY を聞く!

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もう明日からご用始めなものですから、正月3日とはいえほとんど通常の日曜日と同じで、今日は音楽鑑賞のブログです。ということで、fox capture plan の第4作目の最新アルバム BUTTERFLY を取り上げます。収録曲は以下の通りです。

  1. the beginning of ....
  2. the last story of the myth
  3. Butterfly Effect
  4. 混沌と創造の幾何学
  5. ...with wind
  6. inchoate
  7. Plug in Baby
  8. Kaleidoscope
  9. In the darkness
  10. Christmas comes to our place
  11. Supersonic


前の COVERMIND にその前触れを感じたファンもいたかもしれませんが、本作から大きく方向性が変わったというか、実験的な取り組みが始まったのかもしれません。あるいは、進化しているといべきか、要するに、今までのオリジナル曲中心のフル・アルバムでは、かなりシンプルなループの曲が少なくなく、思わず無意識に口から出るような中毒性を持つオリジナル曲中心のアルバムだったんですが、直前の COVERMIND は、もちろん、オリジナル曲はありませんから、その意味でループ曲は収録されておらず、この最新アルバム BUTTERFLY では、何と、最初の4曲にストリングズが入っています。5曲めからは従来のループ曲が見受けられるんですが、ストリングズにはびっくりぽんです。どうでもいいことながら、ストリングズは下の動画を見る限り、女性中心みたいで、思わず、高嶋ちさ子の12人のバイオリニストを思い出してしまいました。ピアノもフツーにグランド・ピアノだったりします。でも途中から、というか、アルバムの後半は従来と同じループもあるオリジナル曲という気もします。従来のアルバムとの連続性を考慮した激変緩和措置なのか、バイオリニストを雇うご予算の制約なのか、私には判りかねます。ある意味で、それなりの覚悟を持って聞くことが必要かもしれません。従来のこのグループの曲調からすれば、11曲めのSupersonicが聞かせどころなんでしょうが、ストリングスの入った新しいイメージとしては3曲めのButterfly Effectが注目のような気がします。
下の動画は3曲めのButterfly Effectです。

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2015年12月27日 (日) 17:56:00

JJ ジョンソン「ダイアル JJ5」を聞く!

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トロンボーンの名手である JJ ジョンソンの代表作である「ダイアル JJ5」を聞きました。パーソネルはトロボーンの JJ ジョンソンをリーダーに、ボビー・ジャスパーのテナーサックス、リズムセクションはピアノのトミー・フラナガン、ベースのウイルバー・リトルとドラムスはエルヴィン・ジョーンズとなっています。1957年の録音です。なお、JJ ジョンソンは2001年に77歳で亡くなっています。まず、曲の構成は以下の通りです。

  1. Tea Pot
  2. Barbados
  3. In a Little Provincial Town
  4. Cette Chose
  5. Blue Haze
  6. Love Is Here to Stay
  7. So Sorry Please
  8. It Could Happen to You
  9. Bird Song
  10. Old Devil Moon


私ごときがいうまでもありませんが、トロンボーンという楽器はスイング・ジャズの時代にはハーモニー楽器としてビッグバンドのアンサンブルを支える役割だったんですが、ビバップからハード・バップの時代を代表するプレイヤーが JJ ジョンソンであり、「ブルー・スエット」のカーティス・フラーだったりするわけです。ただ、トロンボーンの楽器としての特徴というか、欠点として、トランペットのようにバルブで切り替えるのではなく、スライドを伸ばしたり縮めたりすることにより音階を切り替えますので、素早いフレーズ展開がやや苦手な楽器ともいえます。ですから、トランペットたサックスのプレイヤーがいっぱいいるのに対して、トロンボーンはとても少なかったりします。楽器としてジャズにおいてはいくばくかのハンディがあるともいえます。そういった中で、このアルバムは単に JJ ジョンソンだけではなく、トロンボーンの代表作ともいえます。ただ、モダン・ジャズのベスト・アルバム、というか、トップテンに入るかどうかはビミューなところかもしれません。ただ、私自身は入ってもおかしくないと考えていますし、少なくとも、トップテンでないと仮定しても、トップ50には楽勝で入るといえます。さらに、JJ ジョンソンのアルバムでは、私はワンホーン・カルテットの「ブルー・トロンボーン」も大好きです。

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2015年12月20日 (日) 18:26:00

週末ジャズはキャノンボール・アダレイの「サムシン・エルス」を聞く!

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今週末のジャズはキャノンボール・アダレイの「サムシン・エルス」です。1958年にブルーノートからリリースされたアルバムです。ボーナス・トラックを除いたオリジナルのLPに収録されていた曲の構成は以下の通りです。

  1. Autumn Leaves
  2. Love for Sale
  3. Somethin' Else
  4. One for Daddy-O
  5. Dancing in the Dark


キャノンボール・アダレイのリーダー・アルバムとされていますが、実態はCBSと契約していたマイルス・デイビスがリーダーだったともいわれています。ですから、アルバムと同名の3曲目の作曲はマイルス自身だったりします。1曲目と2曲目と最後の6曲目はスタンダード、4曲目はキャノンボールの弟のナット・アダレイの曲です。なお、演奏メンバーはアルト・サックスのキャノンボール・アダレイ、トランペットのマイルス・デイビスのほか、リズム・セクションは、ピアノがハンク・ジョーンズ、ベースがサム・ジョーンズ、ドラムスがアート・ブレイキーの豪華陣です。また、キャノンボールとマイスルがコラボしたアルバムには、かの1959年の「カインド・オブ・ブルー」があります。モード・ジャズの劈頭を飾った名盤であり、コルトレーンも参加しています。おそらく、今年2015年7月12日付けのカーティス・フラー「ブルースエット」、8月2日付けのソニー・ロリンズ「サキソフォン・コロッサス」と、この「サムシン・エルス」の3枚は、ジャズの名盤トップテンに何を差し置いても入るんだろうと私は考えています。シンプルなジャケットも秀逸です。

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2015年12月13日 (日) 17:54:00

週末ジャズは寺村容子「Blue」を聞く!

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今年7月にリリースされた寺村容子の最新アルバム「Blue」を聞きました。このピアニストをリーダーとするトリオのアルバムとしては、「TERAMURA YOKO MOODS」と「The Song」に続いて第3作目です。もっとも、ドラムスの松尾明をリーダーとするピアノ・トリオのアルバムにも寺村容子は参加していて、「Blue」に先立つこれら3枚を私はすべて聞いているんですが、今までウォークマンに入れていたのは、実は、松尾明トリオの「Besame Mucho」だけでした。でも、この最新アルバムを聞いて、新たにこの「Blue」もウォークマンに入れました。まず、曲目構成は以下の通りです。

  1. The Isle Of Celia
  2. Blueberry Hill
  3. Coda
  4. Kiss of Spain
  5. Energy
  6. I Burn for You
  7. Pas des Trois
  8. Hide Away
  9. Vivid Color
  10. Soldier's Hymn
  11. Johnny Boy
  12. Maelstrom
  13. Kiss of Spain (alt. take)


とても個性的なピアニストです。まさか、シングルカットされることもないと思いますが、1曲だけを取り出して聞くんではなく、アルバムを通して何曲か聞くと、寺村容子のピアノだと判るんではないでしょうか。とてもメリハリが効いていて、音階と強弱とテンポと、さまざまな表現方法を持ってピアノを弾きこなしていていることがよく分かります。13曲収録されていて、最後の13曲目は別テイクがボーナス的に入っていますのでネットで12曲として、寺村容子のオリジナルが3曲目、5曲目、9曲目と3ナンバー入っていて、ほかに、ジャズのスタンダードをはじめ、スティングの曲なども取りそろえています。4曲目と13曲目は同じ曲ですがテンポが違います。13曲目の方が通常のジャズらしいテンポだという気がします。

なお、アルバム最初の曲の入りはラテン調で、ライナー・ノートにはこのピアニストにしては従来あまりないように書いていますが、私がウォークマンに入れている松尾明トリオの「Besame Mucho」なんかは、タイトルからしてモロにラテン・ナンバーを含むアルバムですし、ライナー・ノートを書いている、かの寺島さんにしては少し寺村容子を聞き足りないのか、という印象を持ってしまいました。
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2015年11月29日 (日) 18:46:00

fox capture plan「COVERMIND」を聞く!

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7月に発売された fox capture plan 「COVERMIND」を聞きました。でも、最新アルバムである4枚目の「BUTTERFLY」はすでに11月4日に発売開始されていたりします。なお、このグループのアルバムの数え方ですが、デビューの「trinity」がファーストの1枚目、2枚目が「BRIDGE」で、3枚目が「WALL」、ここまではいいんですが、その次の「UNDERGROUND」は今年2015年8月16日にこのブログでも取り上げましたが、DVD付きながらミニ・アルバム扱いで数に入れず、今日取り上げている「COVERMIND」もこれまたカバー・アルバムであって数に入れず、4枚目は11月4日発売の「BUTTERFLY」、と数えるようです。参考まで。
「COVERMIND」の収録曲は以下の通りです。カッコ内はオリジナルのミュージシャンです。ジャズのオリジナル曲ではありませんので、私はほとんど知りません。このグループのリーダーでピアニストの岸本亮によるライナー・ノートを参考に聞いています。

  1. Born Slippy (Underworld)
  2. Right Here, Right Now (Fatboy Slim)
  3. Basket Case (Green Day)
  4. Tonight, Tonight (The Smashing Pumpkins)
  5. Carnival (The Cardigans)
  6. Buddy Holly (weezer)
  7. Wonderwall (oasis)
  8. Paranoid Android (radiohead)
  9. Stinkfist (Tool)
  10. Freak on a Leash (korn)
  11. Teardrop (Massive Attack)
  12. Californication (Red Hot Chili Peppers)
  13. Hyperballad (björk)
  14. Don't Look Back in Anger (oasis)


今までのアルバムにも収録されている曲もあります。すべて1990年代の曲だそうです。カバーの意図としては、ライナー・ノートに何点か上げてあるんですが、曲の力でバンドのポテンシャルを上げるとか、スタンダード曲を演奏するジャズをヒントにジャズバンド的な側面を提示するとか、ご本人たちが考える可能性についてもいろいろとあるんでしょうが、私自身としては、ホーンを含まないピアノ・トリオによる表現力の可能性が追求されていると感じています。私は従来からボーカルはほとんど評価しないんですが、なぜかというと、言葉でストレートに表現するのであれば文学という方法がもっともふさわしいと考えているからです。文字を使った文学でなく、何かと縛りの多い音楽、特にジャズで表現することの可能性を求めるのであれば、もっともシンプルなのはピアノ・ソロかもしれませんが、ビッグバンドのような形式ではなく、少人数のピアノ・トリオか、せいぜいツー・ホーンくらいまでのコンボでの演奏がどこまで表現できるかを考えるのもひとつの手だと思います。やや脱線しますが、もっともシンプルと私のいうピアノ・ソロについてはキース・ジャレットがかなりいいセンまで来ている、という点については衆目の一致するところではないでしょうか。それにしても、すでに発売されているこのグループの最新アルバムも早めに聞きたいと思います。
下の動画はアルバムに収録されている1曲めです。

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2015年11月01日 (日) 17:33:00

週末ジャズは山中千尋「シンコペーション・ハザード」を聞く!

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週末ジャズは山中千尋「シンコペーション・ハザード」を聞きました。ピアノ・トリオによる演奏で、3月の収録で7月のアルバム・リリースです。スコット・ジョプリンなどのラグタイムの曲を数多く収録しています。ということで、収録曲は以下の通りです。スコット・ジョプリンの曲は2、3、4、6、7、9と過半に及んでいます。

  1. Syncopation Hazard
  2. The Entertainer/Ritual
  3. Maple Leaf Rag
  4. The Easy Winners
  5. Dove
  6. Reflection Rag
  7. Sunflower Slow Drag/Ladies in Mercedes
  8. New Rag
  9. Heliotrope Bouquet
  10. Uniformity Rag
  11. Graceful Ghost Rag


山中千尋のトリオ編成によるメジャー・デビュー10周年の記念作品だそうです。19世紀初頭にアメリカで流行したスコット・ジョップリンなどの有名曲を中心に、ラグタイム特有のシンコペーションを追求しています。いろいろと寄り道をしてきたピアニストですが、最近の数枚のアルバムの中ではまずまずの出来だという気がします。トラディショナルな楽譜どおりのラグタイムもあり、最先端のセンスでアレンジされたナンバーもありと、それなりに工夫も凝らされています。
このピアニストは何をやらせても80点のオールラウンダーであり、その昔のオスカー・ピーターソンばりのテクニックもそれなりにあると私は考えています。ですから、ホーンを入れたり、レーベルに特化した曲を取り上げたり、ビートルズの曲をカバーしたりと、いろいろとやって来ましたが、メジャーのヴァーヴに移籍した2005年の最初のアルバム「アウト・サイド・バイ・ザ・スウィング」か、その直前、すなわち、マイナー・レーベルから出した最後の2004年の「マドリガル」あたりが、このピアニストのアルバムの中では私は一番好きです。逆に厳しくいえば、ジャズを弾かせれば、この10年で進歩がないのかもしれません。
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2015年10月18日 (日) 17:28:00

週末ジャズは木住野佳子「アンソロジー」を聞く!

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週末ジャズはピアニストの木住野佳子の「アンソロジー」です。デビュー20年を記念して、ファン投票によって選ばれた代表曲を再録音したアルバムだそうです。誠に残念ながら、私はそれほどこのピアニストのファンではありませんので、ファン投票には参加しませんでした。というのは冗談としても、そのファン投票による収録曲は以下の11曲となっています。

  1. Manhattan Daylight
  2. Fairy Tale
  3. Vera Cruz
  4. Waltz for Debby
  5. Desert Island
  6. Danny Boy
  7. Beautiful Love
  8. Tenderness
  9. Night and Day
  10. Jenga
  11. Prayer


まあ、ゆったりとイージーリスニングのように、BGMとして聞く分にはいいんではないでしょうか。ストリングスが随所にピアノ・トリオにかぶって入っています。私の好きな緊張感あふれるジャズではないかもしれません。なお、下の動画は YouTube にアップされており、南青山のブルー・ノートで12月に行う東京公演の予告編だそうです。

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2015年10月12日 (月) 13:58:00

週末ジャズはもう1枚キース・ジャレットのソロ・ピアノを聞く!

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昨日に続いてジャズのアルバムで、キース・ジャレットの「クリエイション」です。記憶が不正確ですが、今春、2015年4月か5月ころにリリースされており、いわゆるソロ・コンサートのタイプの演奏です。曲目はパートIからIXまであり、9曲構成ですが、それぞれに重複はあるものの録音場所と、当然、日時が異なります。一応、以下の通りご紹介しておきます。

  • パート I (2014年6月25日トロント、ロイ・トムソン・ホール)
  • パート II (2014年5月9日東京、紀尾井ホール)
  • パート III (2014年7月4日パリ、サル・プレイエル)
  • パート IV (2014年7月11日ローマ、オーディトリアム・パルコ・デッラ・ムジカ)
  • パート V (2014年5月9日東京、紀尾井ホール)
  • パート VI (2014年5月6日東京、Bunkamuraオーチャードホール)
  • パート VII (2014年7月11日ローマ、オーディトリアム・パルコ・デッラ・ムジカ)
  • パート VIII (2014年7月11日ローマ、オーディトリアム・パルコ・デッラ・ムジカ)
  • パート IX (2014年4月30日東京、Bunkamuraオーチャードホール)


何と、キース・ジャレットは今年70歳だそうで、このアルバムはその記念なんだそうです。さすがに年齢的な衰えもあるのかもしれませんが、いわゆるソロ・コンサートはここ数年では、2010年が3回、2011年が7回、2012年が8回、2013年が2回と決して多くはなかったところ、昨年2014年は本アルバムも視野に入れて10回となっています。キース・ジャレットのソロ・コンサートもののアルバムの場合、1枚か2枚かにもよりますが、かなり長い曲が入っていたり、いろいろな曲が収録されている場合が多いんですが、本アルバムは曲調やテンポが余り変わらないのが大きな特徴ではないかと思います。ゆったりとしたテンポでメロディアスに弾き通しています。トリオのアルバムですが、「ザ・メロディ・アット・ナイト、ウィズ・ユー」と同じ曲調を想像すれば分かりやすそうな気がします。なお、どうでもいいことながら、コンサートのライブ音源ながら、まったく観客の拍手が入っていません。
下の動画、というか、ほとんど静止画なんですが、Universal Music が YouTubeにアップしています。

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2015年10月11日 (日) 13:52:00

週末ジャズは寺井尚子のヴァイオリンを聞く!

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今週末のジャズは寺井尚子のヴァイオリンを聞きました。上の画像の「Very Cool」は昨年のリリースですが、下の「Hot Jazz」は今年のCDです。いつもかなり出遅れて最新ジャズを聞いている私にしては、割合とCDのリリースから早めに聞いた方かもしれません。まず、曲の構成は以下の通りです。

  • Very Cool
    1. Manhã de Carnaval
    2. Quizás, Quizás, Quizás
    3. Cantaloupe Island
    4. Estrellita
    5. Dancing in the Wind
    6. Little B's Poem
    7. Tempus Fugit
    8. Everything Happens to Me
    9. Cool Vibrations
    10. Begin the Beguine
    11. Estrellita (CM Version)
  • Hot Jazz
    1. Tango pour Claude
    2. Slow Dance of Love
    3. Fragile
    4. Blue Bossa
    5. A Story of Wind
    6. In the Velvet
    7. Spain
    8. Happy Bird
    9. November
    10. Ariake Dawn
    11. Libertango
    12. Shenandoah


一時、イージーリスニングみたいだったので効かなくなっていたんですが、寺井尚子のヴァイオリンはテクニックや力強さやセンスなど、どの点から見ても世界で通用するレベルにあり、いっぱいいる日本人の女性ジャズ・ピアニストとは違います。ただし、ヴァイオリンというジャズの世界ではかなり特殊な楽器であるという点も寄与している可能性はあります。この2枚のアルバムは、少し前までの耳あたりがよくて眠気を誘うようなイージーリスニング調の曲目構成ではなく、曲だけからいえばジャズそのものです。ただし、「ホット」と「ラテン」を少し取り違えている心配はあります。ジャズのアルバムとしては世界レベルからすれば平均的な可もなく不可もない出来上がりなんですが、日本のジャズとしてはかなりイイセンいっていると思います。愛国心豊かなジャズファンであれば聞いておくべきアルバムといえましょう。
下の動画は「Hot Jazz」に収録されている Novemver のサワリです。2015年3月23日に銀座SWINGにて撮影されたようです。

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2015年09月27日 (日) 15:37:00

週末ジャズは新垣隆/吉田隆一の「N/Y」を聞く!

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昨年2014年暮れにリリースされた新垣隆/吉田隆一「N/Y」を聞きました。新垣隆のピアノと吉田隆一のバリトン・サックスのデュエットです。取り急ぎ、曲目構成は以下の通りです

  1. Vertigo
  2. 野生の夢 ~水見稜に~
  3. 秋刀魚
  4. 皆勤の徒 ~酉島伝法に~
  5. Spellbound
  6. 怪獣のバラード
  7. Stage Fright
  8. Embraceable You
  9. The Birds
  10. Sophisticated Lady
  11. Topaz
  12. 明日ハ晴レカナ、曇リカナ


私はジャズのプレイヤとしては、誠に失礼ながら2人とも知らなかったんですが、ピアノの新垣隆は作曲家としては有名です。どう有名かというと、ジャケットの写真を見て思い出した向きもあるかもしれませんが、かの全聾の作曲家と称していた佐村河内守のゴーストライターだったと大騒ぎになった事件を記憶の方も少なくないと思います。という方面で有名なわけです。CDに付属しているライナー・ノーツならぬプロデューサーズ・ノートでは、サラリと「事件」としか触れられていません。
ということで、凝った曲が収録されているんではないかと期待しましたが、まあ、標準的な出来ではないかという気もします。厳しい人なら標準以下というでしょう。ジャズ界では久し振りのキワモノの話題のアルバムかもしれません。私も特に強くはオススメしません。
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2015年08月30日 (日) 17:44:00

週末ジャズは桑原あい「ラブ・テーマ」を聞く!

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週末ジャズは桑原あいの4枚目のアルバム「ラブ・テーマ」です。ジャケットが私には少しキモいんですが、ライナー・ノーツの写真と見比べるように出来ていて、私がそれを理解していないだけかもしれません。それはさておき、まず、曲目構成は以下の通りです、

  1. Amapola - Deborah's Theme (from "Once Upon A Time In America")
  2. Here There and Everywhere
  3. Finale (Tango Apasionado)
  4. In Your Own Sweet Way
  5. Nomad
  6. Barry Lyndon (Love Theme) (from "Barry Lyndon")
  7. 21st Century Schizoid Man
  8. Peace
  9. Grandfather's Waltz
  10. A Journey to Reedham


大きな聴きどころのひとつがジャズファンには聞き慣れたスタンダード曲を桑原あいがフーガ調にアレンジしている点で、ジャズのスタンダード以外にも、キング・クリムゾンの往年のヒット曲である9曲目の「Grandfather's Waltz」とか、オリジナルの曲構成だった今までの桑原あいのアルバムから一転して、ジャズのスタンダードを含めたカバー・アルバムとなっています。しかも、全曲ファースト・テイクで収録を終えたと伝えられています。
キース・ジャレットのソロ・コンサートなどの一部の例外を別にすれば、ライブはもちろんのこと、数曲を収録するアルバムであるならスタンダード曲も何曲か含めるべきではないか、と私は考えているんですが、最近の日本人のジャズ・ピアニストではその筆頭と目すべき小曽根真や女性ピアニストでは山中千尋と上原ひろみ、すなわち、かなりのトップクラスのピアニストでなければスタンダードをアルバムに収録せず、全曲オリジナルでアルバムを固めているピアニストも少なくありません。スタンダード曲を収録すると、ついつい先達の演奏と比べられる可能性はあるわけで、例えば、このアルバムの4局目の「In Your Own Sweet Way」について、私はウォークマンにも入れているケニー・ドリューの演奏とついつい比べてしまい、大リーグと高校野球、それも県予選の準々決勝前ぐらいの差があると感じましたが、事実、桑原あいとケニー・ドリューではそれくらいの差がありそうな気もします。でも、ジャズなんですから、そのピアニストなりの解釈を楽しめればいいんではないでしょうか。
なお、下の動画はYuoTubeにアップされているトレイラです。

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2015年08月16日 (日) 17:48:00

週末ジャズは fox capture plan の UNDERGROUND を聞く!

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今週の週末ジャズはfox capture plan の UNDERGROUND です。まず、CD の収録曲は以下の通り5曲です。5曲合わせても30分足らずと極めて短いアルバムです。もっとも、この UNDERGROUND は fox capture plan の4番目のリリースですが、今までのアルバムでも40-45分くらいでしたので、最近のボーナス・トラックを入れて60分クラスのアルバムに比べれば、短い方なのかもしれません。年内3枚目のアルバムですから、こんなもんかもしれません。

  1. beyond the beyond
  2. 地下の世界に流れる時間
  3. Adam's Apple
  4. Time to think
  5. Tonight Tonight


1曲目は、アシックスのランナー向けアパレルA77で水嶋ヒロが水辺を走っているCM曲としてテレビでも流れていますので、聞いた覚えがあるかもしれません。3曲目はウェイン・ショーターの作曲ですし、最後の曲はスマッシング・パンプキンズの大ヒット・アルバムのタイトル曲です。さらにさらにで、このアルバムの最大の特徴は2枚目がDVDで、2014年10月16日代官山ユニットの映像を収録していることです。DVDの曲目構成は、大雑把に、3枚目のアルバムの WALL から取られているんですが、もちろん、trinity や BRIDGE の曲も入っています。私自身は2枚目のアルバム BRIDGE をもっとも高く評価しているんですが、ある意味で、現時点でもっとも日本で勢いのあるグループのひとつの最新アルバムですから、聞いておいてソンはありません。
なお、誠に残念ながら、私はまだDVDのライブの方は見ていません。悪しからず。
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2015年08月02日 (日) 17:38:00

今週末のジャズはソニー・ロリンズ「サキソフォン・コロッサス」を聞く!

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今まで取り上げたことがなかったのが不思議なくらいですが、週末ジャズは上のジャケットでも有名なソニー・ロリンズの「サキソフォン・コロッサス」です。1956年に録音され、マイナー・レーベルのプレステッジからリリースされたアルバムであり、パーソネルはジャケットに見える通り、テナー・サックスのソニーロリンズのほか、ピアノのトミー・フラナガン、ベースのダグ・ワトキンス、ドラムスのマックス・ロートのリズムセクションによるカルテットの演奏です。ジャケットに「ステレオ」の文字が見えませんが、モノラルによる録音です。収録曲は以下の通りです。LPのころは最初の3曲がA面、後の2曲がB面に収録されていました。

  1. St. Thomas
  2. You Don't Know What Love Is
  3. Strode Rode
  4. Moritat
  5. Blue 7


特に、4曲目のモリタートの演奏が有名なんですが、1曲目のセント・トーマスも多くのジャズ・プレイヤにカバーされています。力強い上に陽気で温かみにあふれ、ジャズの入門編として初心者にも、もちろん、長く広くジャズを聞いた多くのファンにも、約60年に渡って愛され続けたジャズの名盤中の名盤です。リーダーたるソニー・ロリンズにとどまらず、モダン・ジャズを代表するもっとも有名なアルバムの1枚であると言えます。おそらく、それなりのジャズ・ファンを集めれば、過半がこのアルバムをモダン・ジャズのナンバーワンに上げることと私は想像しています。モノラル録音でも、ハイレゾでなくても、文句なしの名演奏です。
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2015年07月26日 (日) 17:49:00

週末のジャズは「マルクス・ニーティネン・トリオ」を聞く!

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今週のジャズは、やっぱり、私の好きなピアノ・トリオの編成で「マルクス・ニーティネン・トリオ」です。ピアニストは新鋭のフィンランド人マルクス・ニーティネンで、サイドを固めるのはいずれも日本人でベースの土村和史とドラムスの嘉本信一郎という日本と北欧のハイブリッド・コンボです。私はまったく知りませんでしたが、T5Jazz Records なる、たぶん、マイナー・レーベルからのリリースです。会社名からしてジャズのレーベルなんでしょうが、私はよく知りません。悪しからず。まず、アルバムの曲目構成は以下の通りです。8曲ともトリオのメンバーによるオリジナル曲です。

  1. Kharminida
  2. You Are Too Perfect
  3. Sigh Waltz
  4. Song for Good Old Guys
  5. Dharana
  6. Snake Sneak
  7. Jaakobin Koraali
  8. Order of the Day


ヨーロッパ的なジャズ・ピアノといえば、何といっても代表はエンリコ・ピエラヌンツィと考える人が多そうな気がしますし、アフリカ系の米国人ですが欧州に長かったケニー・ドリューなんかも同じようなピアノ・スタイルだったような気がします。特に、ケニー・ドリューは1960年代半ばから亡くなる1993年まで、長らくコペンハーゲンを活動の拠点にしていましたので、何となくフィンランドと近そうな気がしないでもなかったんですが、まあ、マイナー・レーベルからデビューした新人ピアニストをいきなりケニー・ドリューと比較するのも酷な気がします。最近は購読していない Jazz Japan を日比谷図書館で見かけて、このアルバムを聴いてみましたが、まあ、可もなく不可もなく標準ないし少し標準から下くらいの出来上がりになっています。今後に期待して青田買いをするのも一案かと思いますので、簡単に紹介しておきます。また、アルバムのライナーノートにあるように、フィンランドのジャズ・シーンといえば、私はファイブ・コーナー・クインテット(FCQ)を思い浮かべるんですが、そのうちに取り上げたいと思います。
下の動画は、ほとんど動きがないんですが、アルバムに収録されている全8曲のサワリの部分を寄せ集めています。YouTube にアップされています。

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2015年07月19日 (日) 17:42:00

週末ジャズはキース・ジャレットの「ハンブルグ '72」

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キース・ジャレットの「ハンブルグ '72」を聞きました。私はキース・ジャレットのピアノが大好きです。チック・コリアも好きですが、どうしても順番をつけるとキース・ジャレットが1番といわざるを得ません。そして、このアルバムは昨年リリースされましたが、決して最新作ではありません。タイトル通り、1972年6月のハンブルクにおけるライブ録音です。まず、アルバムの曲目構成は以下の通りです。

  1. Rainbow
  2. Everything That Lives Laments
  3. Piece for Ornette
  4. Take Me Back
  5. Life, Dance
  6. Song for Ché


キース・ジャレットのいわゆるスタンダーズ・トリオ、すなわち、ベースのゲイリー・ピーコックとドラムスのジャック・デジョネットとのトリオではありません。このスタンダーズ・トリオは1983年結成ですでに30年余りの歴史があり、おそらく、英語で定冠詞を付けて "The Trio" といえば、ジャズ・ファンの半分以上はこのトリオを思い浮かべることと思いますが、このアルバムは1970年代なかばまで活躍したアメリカン・トリオ、すなわち、ベースはチャーリー・ヘイデン、ドラムスはポール・モチアンです。
40年余前の録音とは感じさせない素晴らしい音質なんですが、いかんせん、音楽自体がやや古い気がします。キース・ジャレットのフルートやソプラノ・サックスを聞きたがるファンも少ない気もします。オリジナル曲で固めているのは好感が持てますが、このアメリカン・トリオの演奏であれば、私がウォークマンに入れて聞いている1968年録音の「サムホエア・ビフォー」の方をオススメします。ボブ・ディランの「マイ・バック・ペイジ」が冒頭に入っていますし、同じくライブで録音されています。
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2015年07月12日 (日) 15:49:00

週末ジャズはカーティス・フラーの「ブルースエット」!

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モダン・ジャズの古典的な名演のひとつであるカーティス・フラーの「ブルースエット」です。実質的にはベニー・ゴルソンとの双頭になるツーホーンのクインテットと解釈するジャズ・ファンもいたりします。まず、収録曲は以下の6曲です。

  1. Five Spot after Dark
  2. Undecided
  3. Blues-ette
  4. Minor Vamp
  5. Love, Your Spell Is Everywhere
  6. Twelve-Inch


どれも有名な局ばかりですが、特に最初の局はジャズ・クラブをタイトルにした曲としては、「バードランドの子守唄」と同じくらいに人口に膾炙しているような気がします。1959年5月の録音ですから、ギリギリでステレオの時代になっています。ステレオでなくてモノラルのままでも「サキソフォン・コロッサス」のように名演は名演なんですが、それにしてもこのアルバムも50年以上も昔の録音ということになります。ハードバップの黄金期を経て、いかにもハスキーな音と日の出るようなアドリブで魅了されます。私は、「サキソフォン・コロッサス」に次いで、モダン・ジャズのナンバー2だと考えています。
いささか薀蓄を披露すると、タイトルと3曲めの -ette はいわゆる縮小辞です。ですから、「小さなブルース」という意味です。日本語では縮小辞のような表現はなさそうに思いますが、外来語そのままでよければ、case ケースに対する casette カセットがそうです。また、最後のナンバーは「12」という数字が入っていますが、ジャズの場合に限り、ほとんどブルースです。ブルースは12小節から成って3度5度7度の音を半音落とす、すなわち、フラット記号をつける曲です。12小節を強調したもっとダイレクトな曲名としては、ウェイン・ショーターの作曲で Twelve More Bars to Go というのがあります。アルバム JuJu に収録されていますが、もちろん、"Bar" はお酒を飲ませるバーと楽譜の小節の両方の意味があるのでかけているわけです。
最後に、モダン・ジャズの名演アルバムはジャケットが素晴らしい、という言伝えがあります。特に、モノトーンの写真を使ったり、わざと色使いを少ない色で表現したりと工夫されています。これまた、典型が「サキソフォン・コロッサス」なんですが、ソニー・クラークの「クール・ストラッティン」とか、キャノンボール・アダレイの「サムシン・エルス」とかがあり、あるいは、単なる顔のアップで、コルトレーンの「至上の愛」とか、ジャズ・メッセンジャーズの「モーニン」とか、いろいろと上げられるんですが、この「ブルースエット」だけは、名演だがジャケットのデザインがイマイチ、と私は受け止めています。
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2015年07月05日 (日) 16:12:00

今週末のジャズは「ソニー・ロリンズ vol.2」を聞く!

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今週末のジャズは「ソニー・ロリンズ vol.2」です。先週に続いて、テナーサックスの巨人ソニー・ロリンズのアルバムです。何と1957年の録音です。私が生まれる前だったりします。マイナー・レーベルのブルー・ノートからリリースされています。まず、ラインナップは以下の通りです。特に、4曲目のリフレクションズの名演が名高いといわれています。

  1. Why Don't I
  2. Wail March
  3. Misterioso
  4. Reflections
  5. You Stepped Out Of A Dream
  6. Poor Butterfly


どうしてこのような古いアルバムを引っ張り出して来たかというと、先々週6月28日付けの読書感想文で取り上げた伊坂幸太郎のエッセイ『3652』に出ていたからです。もちろん、ソニー・ロリンズの代表作は「サキソフォン・コロッサス」であり、ソニー・ロリンズの代表作というだけでなく、およそ古今東西のジャズを通じてナンバーワンに「サキソフォン・コロッサス」を推すジャズファンも少なくありませんし、このほかにも名作アルバムが多く、ロリンズのアルバムの中で私がもっとも好きな「ワークタイム」、コルトレーンと共演した唯一の曲が収録されている「テナー・マドネス」、ピアノ抜きのワンホーン・トリオの名演「ウェイアウトウェスト」、はたまた、「ニュークス・タイム」などなど、いっぱいあります。だからこそ、ロリンズはジャズ界のビッグメームなんだろうと思います。ところで、vol.2 があるんですから、ブルー・ノートのvol.1もあるハズで、私は聞いたことがあるような気もするんですが、なぜか、我が家には見当たりませんでした。
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2015年06月28日 (日) 14:39:00

ソニー・ロリンズ「ロード・ショウズ vol.3」を聞く!

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今週のジャズはソニー・ロリンズ「ロード・ショウズ vol.3」です。昨年のうちにリリースされたアルバムでしたが、ようやく2015年も半ばになって聞きました。曲目構成は以下の通りです。

  1. Biji
  2. Someday I'll Find You
  3. Patanjali
  4. Solo Sonny
  5. Why Was I Born
  6. Don't Stop the Carnival


ソニー・ロリンズ、いうまでもなくジャズ界のビッグネームです。1930年生まれで私と同じ乙女座ですから、もうすぐ85歳です。当然ながら、まだ、ご存命だったりします。ジャズ・ファンであれば聞いておくべきです。ご存命中のアルバムとしてはラスト・リリースになるかもしれません。
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2015年05月31日 (日) 14:33:00

今週末のジャズは丈青「I See You While Playing the Piano」

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今週末のジャズは丈青「I See You While Playing the Piano」です。昨年10月のリリースです。丈青は SOIL & "PIMP" SESSIONS のピアニストであり、また、このパンドから派生した ピアノトリオ J.A.M の中心メンバーでもあります。今回のこのアルバムでは初めてのピアノ・ソロに挑戦しています。曲目構成は以下の通りです。

  1. Friends are Comin'
  2. One and Alone
  3. Crazy Race
  4. Blue in Green
  5. My One and Only Love
  6. We'll Be Together Again
  7. Body and Soul
  8. Miles' Mode
  9. Myself
  10. When I Was a Boy
  11. Akatonbo
  12. I See You While Playing The Piano


私は恥ずかしながら、SOIL & "PIMP" SESSIONS での丈青のピアノは聞いたことがないんですが、J.A.M のアルバムはおそらくすべて聞いています。その限りで、もう解散した、のか、再結成した、のか、私はよく把握していない Re-trick の菅原敏とか、fox capture plan の岸本亮とかと同じで、クラブ系のジャズというか、ビートの効いたリズム重視のピアノ演奏のイメージだったんですが、このアルバムはリズム楽器がありませんし、とてもゆったりとしたリズムでリリカルなメロディを優先しています。オリジナル曲だけでなく、いかにもといったジャズのスタンダード曲や日本らしい「赤とんぼ」も取り入れており、リラックスした雰囲気で聞けるアルバムに仕上がっています。

なお、どうでもいいことながら、私が聞いたアルバムのジャケットは上の画像と少し違っていて、もっと白っぽかったんですが、ネットに流れていませんでした。悪しからず。
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2015年04月26日 (日) 11:37:00

週末のジャズは桑原あい「the Window」を聞く!

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去年春のアルバムですが、桑原あいの「the Window」を聞きました。桑原あいトリオの3枚目のアルバムであり、4月になって、最新アルバム「LOVE THEME」がリリースされています。以下は「the Window」の曲目構成です。スタンダードはまったくありません。

  1. Prelude
  2. "Into the Future or the Past?"
  3. Time window
  4. A little weird
  5. Innocent reality
  6. Empty-window
  7. Whether or not
  8. Of mist, to envelope something
  9. Loveletters
  10. Cradle


その昔のイージーリスニングみたいに、BGMとして流す分にはいいのかもしれませんが、ジャズ本来の緊張感には欠けるんではないかとおもいます。でも、いろんなジャズがあっていいように思います。
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2014年11月30日 (日) 17:48:00

今週のジャズは西山瞳・安ヵ川大樹「Down by the Salley Gardens」を聞く

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今週のジャズは西山瞳・安ヵ川大樹「Down by the Salley Gardens」です。このピアノとベースのデュエットは2年前の2012年に「El Cant Dels Ocells」で共演していますので、デュオとしては2作目のアルバムです。それから、表題曲はアイルランドのトラディショナル=民謡です。まず、収録曲は以下の9曲です。表題曲の5曲めとともに、3曲めと8曲めがトラディショナルである以外、ほかの6曲は西山瞳のオリジナルです。

  1. Pescadores
  2. Softwind
  3. 花笠音頭
  4. Loca
  5. Down by the Salley Gardens
  6. Epigraph
  7. Alma
  8. 大漁唄い込み
  9. Whispering


おそらく、安ヵ川大樹の興したマイナー・レーベルだと思うんですが、Daiki Musica レーベルの27枚目のリリースだそうです。秋の夜長に読書のBGMなんかで聞くのにはいいかもしれません。ピアノとベースですから、私のような貧弱なオーディオ・セットで聞いていればもちろん、どうしても、ピアノが前面に出てベースが後景に退きます。同じ楽器の組合せで、ビル・エバンスとスコット・ラファロの2人がドラムを押しのけて火の出るようなコラボを見せていたという事実がとてもあり得ないものだったというのが、今にしてよく理解できる気がします。ジャズのアルバムとして世界に通用するわけではないでしょうが、近くのレンタル店で借りて聞くにはいいかもしれません。下の動画は、前のアルバム「El Cant Dels Ocells」のものです。

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2014年11月16日 (日) 18:37:00

今週のジャズは山中千尋「サムシン・ブルー」

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我が国を代表する女性ジャズ・ピアニストの1人である山中千尋のアルバム「サムシン・ブルー」を聞きました。初回限定盤のCDとか、DVD付きとか、何と、アナログのLPまで、いくつかアルバムのバージョンがあるようですし、それに従ってジャケットが違うみたいなんですが、私が聞いたのは上のジャケットのアルバムです。このアルバムは、従来のピアノ・トリオの演奏ではなく、ホーンを加えたセクステットやクインテット編成に初挑戦するなど新境地に向かおうとする意気込みが感じられます。まず、曲目の構成は以下の通りです。山中千尋のオリジナル曲を中心に、ブルーノートで演じられてきたジャズのスタンダード曲を何曲かミックスしています。

  1. Somethin' Blue
  2. Orleans
  3. I Have a Dream
  4. Un Poco Loco
  5. Funiculi Funicula
  6. A Secret Code
  7. Pinhole Camera
  8. For Real
  9. On the Shore
  10. You're a Fool, Aren't You
  11. Go Go Go


アルバムのタイトルにもなっている「Somethin' Blue」は山中千尋のオリジナル曲なんですが、女性が結婚式で身につけると幸運をもたらすといわれる4つのアイテム、すなわち、something blue, something old, something new, something borrowed のひとつだと私は直感してしまいました。もしそうだとすれば、この先4部作のアルバムが出来上がるのかもしれません。もちろん、違うのかもしれません。山中千尋もビートルズやポピュラー・ソングを取り上げたり、このアルバムではホーンを入れたコンボを組んでみたりと、いろいろと試行錯誤しているようですが、誠に残念がら、私はそれほど評価していません。迷いなく前進を続ける上原ひろみとの差は歴然たるものになった気がします。今でも、山中千尋の最高傑作と私が考えているアルバムは、マイナーの澤野工房最後のアルバム「Madrigal」か、メジャ・デビューしたヴァーヴの最初のアルバム「Outside by the Swing」だと考えており、これらを凌ぐアルバムはまだ接していません。

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2014年11月03日 (月) 11:48:00

今週のジャズは fox capture plan 「WALL」

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fox capture plan の最新アルバム WALL を聞きました。 trinityBRIDGE に続く3枚目のアルバムで、収録曲は以下の通りです。
  1. into the wall
  2. 疾走する閃光
  3. Elementary Stream
  4. Paranoid Android
  5. Helios
  6. unsolved
  7. tong poo
  8. a,s,a
  9. this wall
  10. the begining of the myth ep.II


相変わらずカッコいいです。すっ飛ばしている印象があります。下の動画は YouTube にアップされているアルバム2曲目の「疾走する閃光」です。

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2014年10月19日 (日) 11:43:00

すみれいこ「ブルーバード」を聞く

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すみれいこ「ブルーバード」を聞きました。なお、蛇足ながら、「すみれいこ」というのは、『みこすり半劇場』などで活躍した漫画家ではなく、ピアノの栗林すみれとヴィブラフォンの山本玲子の「すみれ+れいこ」の掛詞というか、合せ名というか、要するに、ピアノとヴィブラフォンのデュエットによるジャズのインストゥルメンタル・ユニットの名称です。そのデビュー・アルバムが上のジャケットの「ブルーバード」であり、口の悪い私の友人によれば、ひょっとしたら、最後のアルバムになるのかもしれないということで、私も聞いてみました。何と、自主制作アルバムだったりします。収録曲は以下の通りです。3曲めと6曲めが山本玲子の作曲である以外は栗林すみれの作曲で、要するに、すべての曲が2人のオリジナル曲です。

  1. GRAND LINE
  2. ドラマ
  3. Short Storiesよりno.1 church
  4. Backstetch Blues
  5. Song at Midnight
  6. That Blue Bird
  7. 南古谷
  8. Backstetch Blues (Alternate Take)


デュエットの2人は大泉学園inFで出会い、2011年から定期的に活動を始めたそうです。このアルバムにはブルーズも入っていますし、私は1曲めを評価するんですが、このユニットの目指すところは、もっとリリカルに歌い上げる曲なんだろうなという気がします。ピアノとヴィブラフォンのデュエットというのは、チック・コリアとゲイリー・バートンによる「クリスタル・サイレンス」をはじめとして、このブログの昨年2013年12月1日付けのエントリーでも紹介した小曽根真とゲイリー・バートンの「タイム・スレッド」など、私も何枚かアルバムを聞いたことがあります。でも、ピアノのデュエットとしてはギターとのユニットでビル・エバンスとジム・ホールによる「アンダー・カレント」にはかなわない気がします。

どうでもいいことながら、昨日の段階で goo と Yahoo! で「すみれいこ、ブルーバード」でブログ検索をかけてみましたが、ヒットしませんでした。ブログで取り上げるのは世界初、本邦初なのかもしれません。出来のいいアルバムでしたから、可能性はかなり低いとは考えているんですが、ホントに最初で最後のアルバムになるかもしれません。聞いておくならお早めに?
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2014年08月10日 (日) 08:16:00

今週のジャズは山中千尋の選ぶ「My Favorite Blue Note」

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今週のジャズは山中千尋がコンパイルした「My Favorite Blue Note」です。まず、収録曲とミュージシャンは以下の通りです。

  1. Low Life/Donald Byrd
  2. Two Mile Run/Duke Pearson
  3. The Preacher/Jimmy Smith
  4. Candy/Lee Morgan
  5. Maiden Voyage/Bobby Hutcherson
  6. This I Dig of You/Hank Mobley
  7. Summertime/Yamanaka Chihiro
  8. Soul Searchin'/Horace Silver
  9. Ruby My Dear/Thelonious Monk
  10. Children of the Night/Art Blakey & The Jazz Messengers
  11. Dear Old Stockholm/Jutta Hipp
  12. Little Girl Blue/Thad Jones
  13. Don't Know Why/Yamanaka Chihiro


見れば分かりますが、7曲めの「サマータイム」と13曲めの「ドント・ノー・ホワイ」は山中千尋自らが新録音に臨んでいます。まあ、小説になぞらえれると書下しの章といえるかもしれません。また、3曲めの「ザ・プリーチャー」をはじめとして、全13曲、山中千尋の新録音を除いて実質的に11曲のうちの4曲がモノラルだったりします。それだけ古い曲も含めて、よく知られた名曲の名演奏が並んでいるんですが、11曲めの「ディア・オールド・ストックホルム」を弾いているユタ・ヒップというピアニストは不勉強にして知りませんでした。また、5曲めにボビー・ハッチャーソンが演奏する「処女航海」が入っていて、確か、同じようなベスト盤で「ビューティフル・ジャズ」にも同じ曲が収録されていたように記憶しているんですが、やっぱり、この曲は作曲者であるハービー・ハンコックの同名のアルバムに収録されている曲を私はもっとも高く評価しています。

こういったジャズのベスト盤を選定する場合、特に日本では、「コーヒー・ブレイク・ジャズ」のシリーズが典型なんですが、ボーカル曲をかなり多く入れてしまうCDがたくさんあるような気がします。さすがに、このアルバムは山中千尋が選んでいますからボーカル曲がものすごく少ないです。そういう意味も含めて、私好みであり、ウォークマンに入れて熱心に聞いています。
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2014年07月27日 (日) 13:11:00

今週のジャズはソニー・ロリンズ「ワークタイム」

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今週のジャズは新譜ではなく、60年近く前に録音されたソニー・ロリンズ「ワークタイム」です。1955年の録音ですから、ステレオではなくモノラルだったりします。収録曲は以下の通りわずかに5曲で、演奏時間は30分余りです。

  1. ショウほど素敵な商売はない
  2. パラドックス
  3. レインチェック
  4. ゼア・アー・サッチ・シングス
  5. イッツ・オールライト・ウィズ・ミー


ジャズファンの間では、この時期のロリンズのアルバム、特に、プレステッジに吹き込んだ3部作、すなわち、「サキソフォン・コロッサス」、「ワークタイム」、「テナー・マドネス」の3枚や「ウェイアウト・ウェスト」などの評価が高いんですが、プレステッジ3部作の中でも「サキソフォン・コロッサス」の評価が飛び抜けています。ロリンズの代表作というだけでなく、ジャズのアルバムとしてもナンバーワンと評価するファンや評論家も少なくないと私は受け止めています。単に中身の音楽だけでなく、切り絵風のシルエットをあしらったシンプルなジャケットのセンスも抜群で、収録されている曲の中でも「モリタート」は名曲の名演奏として知れ渡っています。また、「テナー・マドネス」はわずか1曲だけとはいえ、ロリンズとコルトレーンが表題曲のブルーズを共演しており、非常に貴重かつ希少なセッションを含んでいます。
それなのに、私がどうして「ワークタイム」を好きかといえば、最初の「ショウほど素敵な商売はない」がいいからに尽きます。私のジャズの曲の好みはかなり標準的だと考えているんですが、ロリンズとコルトレーンだけは少し違っていて、ロリンズはこのアルバムの「ショウほど素敵な商売はない」が一番ですし、コルトレーンも通常は「セルフレスネス」に収録されている「マイ・フェイバリット・シングス」の評価が高いんですが、私は「ライヴ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード」の2曲めに収録されている「朝日のようにさわやかに」をもっとも高く評価しています。まあ、単純に好みだというだけです。もっとも、コルトレーンの最高作のアルバムということになれば、「至上の愛」に指を屈せざるを得ない点については、大方の理解を得られそうな気もします。

そうそう新譜のジャズ・アルバムを聞くわけでもないので、今日の記事の「今週のジャズ」は古い古いソニー・ロリンズのアルバムのご紹介でした。
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2014年07月20日 (日) 18:12:00

今週のジャズはキース・ジャレットのソロ・ピアノ「ヨーロピアン・コンサート (完全版)」

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キース・ジャレットのソロ・ピアノものです。ただし、最新の録音ではなく、1981年です。タイトルは Concerts: Bregenz/München といい、CD3枚で構成されています。日本語タイトルは「ヨーロピアン・コンサート (完全版)」といいます。なお、wikipedia のサイトに従えば、「ソロ・コンサート」から始まるキース・ジャレットのソロ・ピアノのシリーズは以下の通りです。

  • Solo Concerts: Bremen and Lausanne (1973, ECM, ライブ)
  • The Köln Concert (1975, ECM, ライブ)
  • Staircase (1976, ECM)
  • Sun Bear Concerts (1976, ECM, ライブ)
  • Invocations/The Moth and the Flame (1979/1980, ECM)
  • Concerts: Bregenz and München (1981, ECM, ライブ)
  • Book of Ways (1986, ECM)
  • Spirits 1 & 2 (1985, ECM)
  • Dark Intervals (1988, ECM, ライブ)
  • Paris Concert (1988, ECM, ライブ)
  • Vienna Concert (1991, ECM, ライブ)
  • La Scala (1995, ECM, ライブ)
  • The Melody at Night, with You* (1998, ECM)
  • Radiance (2002, ECM, ライブ)
  • The Carnegie Hall Concert (2005, ECM, ライブ)
  • Testament (2008, ECM, ライブ)
  • Rio (2011, ECM, ライブ)


ただし、アスタリスクを付した The Melody at Night, with You だけは、いわゆるソロ・コンサートのシリーズではありません。というか、元メロディがあります。「ヨーロピアン・コンサート (完全版)」は1981年の音源ですから、このブログの2011年11月6日付けのエントリーで、キース・ジャレットの「リオ」を取り上げていますが、現時点でもこの「リオ」が発売されている限りの最新音源のCDです。しかし、今年2014年の日本のゴールデンウィークには渋谷の Bunkamura オーチャードホールでキース・ジャレットのソロ・コンサートがありましたので、私は聞きに行っていませんし、録音されているかどうかも知りませんが、「サンベア・コンサート」などとともに我が国内録音のアルバムが出される可能性はあります。一般に、このシリーズの中では、「ケルン・コンサート」の出来が一番とされているんですが、このアルバム「ヨーロピアン・コンサート (完全版)」の完成度もかなり高いと受け止めています。この3枚が聞きこなせたら、次は「サンベア・コンサート」に進むのかもしれません。
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2014年06月29日 (日) 11:52:00

今週のジャズは上原ひろみ「ALIVE」を聞く

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今週のジャズは、ようやく、上原ひろみの新しいアルバム「ALIVE」です。先月発売されたところで、諸事情あって、今月下旬にアマゾンのギフトを入手予定だったものですから、早速買い求めました。ベースのアンソニー・ジャクソン、ドラムスのサイモン・フィリップスと組んだトリオ・プロジェクトの新しいアルバムは「VOICE」と「MOVE」に続く3枚目です。私はすべて買い求めました。その昔はよくCDを買っていたんですが、最近ではめずらしい気もします。まず、曲の構成は以下の通りです。

  1. ALIVE
  2. WANDERER
  3. DREAMER
  4. SEEKER
  5. PLAYER
  6. WARRIOR
  7. FIREFLY
  8. SPIRIT
  9. LIFE GOES ON


ノッケのアルバムのタイトル曲が何と16分の27拍子で圧倒されます。終盤に向けて、リリカルなナンバーも取り入れ、各曲の完成度が高い上に、アルバムとしてもとても完成度が高くなっています。このトリオのアルバムとしては2作目の「MOVE」よりも、最初の「VOICE」の方を私は評価していたのですが、文句なく3作目にして上原ひろみの代表作となるアルバムと言えます。どうでもいいことながら、山中千尋がホーンも入れたグループで録音したアルバム「Somethin' Blue」を来月リリースすることになっていて、大いに楽しみにしているんですが、私としてはいまだに山中千尋の代表作はヴァーヴでのメジャー・デビューのアルバム「Outside by the Swing」だと思っていたりします。その意味で、上原ひろみの「進化」に私は大いに注目しています。ジャズファンを自任するのあれば、何としてでも聞いておくべきアルバムのひとつだと思います。

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2014年06月15日 (日) 11:39:00

今週のアルバムはキース・ジャレット「ノー・エンド」

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キース・ジャレット「ノー・エンド」を聞きました。1986年に録音された多重演奏モノで、ギターとベースが中心です。音楽ジャンルとしてはジャズではありません。ですから、ジャズ・ピアニストとしてのキース・ジャレットが好きだというファンはこのアルバムまで聞いてみる必要はないかと思います。私のようなヒマ人か、あるいは、ジャズという音楽ジャンルを超えて、音楽家や芸術家として、あるいは、単なる人間としてのキース・ジャレットをよりよく知りたいというファン向けかという気がします。私は買うんではなく、図書館で借りて聞きました。ご参考まで。
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2014年06月01日 (日) 11:48:00

今週のジャズ鑑賞は西山瞳ピアノソロ「クロッシング」

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今週のジャズ鑑賞のアルバムは西山瞳のピアノソロで「クロッシング」です。昨年2013年11月にリリースされています。何はさて置き、曲目構成は以下の通りです。

  1. Monochrome Flowers
  2. A.J. Crossing
  3. からたちの花
  4. Giraffe's Dance
  5. めぐり逢い
  6. That Day
  7. Il Tuo Amore
  8. 錦の館
  9. Paradigm Shift, Dimension Shift
  10. Le Vase de Sable
  11. Call
  12. 死んだ男の残したものは
  13. 月下に舞う


このピアニストの初めてのピアノソロによるアルバムです。日本人の女性ピアニストですから、当然比較の対象は上原ひろみや山中千尋になるべきなんですが、ちょっとジャズの傾向が違うので私のこのブログではパスします。キレイに弾こうとしているのはよく判りますが、流麗ではあっても迫力不足と言え、BGMでシャラシャラと流す音楽だという気がします。私がジャズに求めているピアノではありません。もっとも、世界ではジャズ・ピアノとして通用しなくても、こういったピアノを好きな日本人はいっぱいいると思います。このピアニストのホームページを拝見すると、昨年2013年にいくつかアルバムを出しているようで、実は、全部聞いたわけではないので断言するのは少し憚られますが、このピアニストのアルバムの中で、私が聞いたうちでは2006年のデビュー作「キュービウム」を超えるアルバムには残念ながらまだ接していません。
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2014年05月25日 (日) 11:12:00

今週のジャズは木住野佳子「ふるさと -Tribute to Japan-」と「Hope」

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今週のジャズは木住野佳子「ふるさと -Tribute to Japan-」と「Hope」です。取りあえず、収録曲は以下の通りです。

  • ふるさと - Tribute to Japan -
    1. 故郷
    2. 上を向いて歩こう
    3. 朧月夜
    4. 浜辺の歌
    5. リンゴ追分
    6. 早春賦
    7. さくらさくら
    8. 赤とんぼ
    9. 冬の夜
    10. ちいさい秋みつけた
    11. 見上げてごらん夜の星を
    12. かえり道
  • HOPE
    1. HOPE
    2. 飛翔
    3. 虹のしずく
    4. Meridienne
    5. Tiny Flower
    6. 牛とカタツムリ
    7. 蝶の夢 written
    8. If I Fell
    9. hikari
    10. リベルタンゴ
    11. Inori


まず、「Hope」という曲については、秋吉敏子がジャズとしてはとてもめずらしくシングルCDで出していることが有名です。谷川俊太郎が歌詞を提供し、秋吉敏子の長女である Monday 満ちるがボーカルを担当しています。ボーカルなしのピアノ・トリオによる演奏だけで、曲名と同じアルバムも出ています。私は聞いたことがあります。その秋吉敏子の有名な「Hope」と、このアルバムに収録されている「HOPE」は別の曲のようです。アルバムのライナー・ノートを見る限り、アルバムに収録されている「HOPE」は木住野佳子の作曲らしいです。私も聞き比べてみました。誠に失礼ながら、同じ日本人女性ジャズ・ピアニストとは言え、秋吉敏子と木住野佳子では年齢とともにピアニストとしての格が2-3ランクくらい違いますから、絶対に知らなかったはずはないのに、どうして木住野佳子が後出しで、こんなややこしいことをしたのかは私には不明です。
前置きが長くなりましたが、それはともかく、非常に静かで余りアドリブのないアルバムに仕上がっています。ヒーリングとかバラード系が多いので、例えば、あのコルトレーンだってインパルスから出した「Ballads」ではほとんどメロディ・ラインをなぞるだけのアルバムを出していますし、私を含めて日本でも愛好家がかなり多いと感じています。キース・ジャレットにも「The Melody at Night, with You」なんてアルバムもあります。ですから、ヒーリング系のこういったアルバムも好きなジャズファンはかなりいそうです。木住野佳子はビル・エバンス系のピアニストだと思っていましたが、この2枚のアルバムを聞く限り、少し違う印象を持つかもしれません。でも、非常に都会的なセンスのよさを感じるという点については同じかもしれません。
私も高校生のころは2-3日前から体調を十分に整えて気合を入れてコルトレーンを聞いたりしていましたが、今では読書のBGM的に静かな夜にジャズを聞くこともめずらしくありません。ただし、「ふるさと -Tribute to Japan-」については、同じような趣旨のアルバムがヨーロピアン・ジャズ・トリオが「Japanesque」と題して出していますので、コチラもオススメです。下の動画は YouTube にアップされているものです。

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2014年05月18日 (日) 11:16:00

今週のジャズ鑑賞はケニー・バロンのソロピアノ

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昨年リリースされたケニー・バロンのソロピアノを収めたCD2枚です。2枚組のCDではなく、あくまで別の独立したCD2枚として発売されています。一応、上の Beautiful Love が vol.1 で、下の My Funny Valentine が vol.2 ということになっています。アルバムの曲目構成は以下の通りです。

  • Beautiful Love
    1. Beautiful Love
    2. Body and Soul
    3. Up Jumped Spring
    4. Don't Explain
    5. Well You Needn't
    6. Skylark
    7. Autumn Leaves
    8. Love Walked In
    9. Memories of You
    10. Lullabye
  • My Funny Valentine
    1. Summertime
    2. Have You Met Miss Jones?
    3. Black Orpheus
    4. Embraceable You
    5. Mack the Knife
    6. Calypso
    7. Fly Me to the Moon
    8. Monk's Dream
    9. I Thought about You
    10. My Funny Valentine


誠に申し訳ないながら、私はケニー・バレルのピアノにはそれほど馴染みがなく、評価もボチボチだったんですが、このアルバムは2枚とも聞いてみました。これまた、悪いんですが、ボチボチの評価は変わりませんでした。でも、これだけスタンダード曲を素直に弾いていますので、日本人的には好きそうなアルバムだという気がします。私の場合は、BGMのようにこのアルバムを聞いていて、ジャズらしい緊張感を求めるわけではないんですが、こういったジャズも年齢とともに好きになったような気がします。また、ジャズのアルバムでは必ずしも重視されるわけではありませんが、とっても高音質です。2枚とも高音質ソフト部門で Jazz Japan Award 2013 を受賞しています。
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2014年05月11日 (日) 11:37:00

fox capture plan の セカンド・アルバム BRIDGE を聞く

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fox capture plan の セカンド・アルバム BRIDGE を聞きました。恥ずかしながら聞いたことのないグループでしたが、ピアノ・トリオです。まず、このアルバムの曲目構成は以下の通りです。よく分からないんですが、すべてオリジナル曲なんではないかと思います。

  1. Attack on fox
  2. RISING
  3. Bridge #1
  4. Far out
  5. 閉ざされた青い空間
  6. Bridge #2
  7. Pictures
  8. 3rd Down (Alternate Take)
  9. Bridge #3
  10. Teardrop


どうして知ったかというと、Jazz JapanAward 2013 の ニュー・スター部門に桑原あい THE SIXTH SENSE とともに選ばれましたので聞いてみた次第です。どうでもいいことですが、THE SIXTH SENSE は Award 2013 が発表される前の2014年1月26日にこのブログで取り上げています。なお、セカンド・アルバムというくらいですから、ファースト・アルバムがあり、trinity というタイトルで、私も聞いてみました。なぜか、どちらのアルバムも40分くらいで、今ではCD1枚1時間もめずらしくないご時世に、昔のLP並みの演奏時間だったりします。
で、やっぱり、カッコいいです。私の知る限り、Re-Trick や J.A.M と似たカンジで、ジャズといえばジャズかもしれませんが、クラブ音楽でもあり、ロックと見なす人は少なそうですが、その昔のフージョンという気もします。以下は、ご参考まで、YouTube にアップされている動画です。アルバムの1曲めと2曲めです。カッコよさを実感できます。



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2014年05月05日 (月) 18:39:00

Tord Gustavsen カルテットによる The Well を聞く

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ごく最近の新譜というわけでもないんですが、ピアニストのトルド・グスタフセンがテナー・サックスを含むカルテットのアルバム The Well を2012年に出しています。このピアニストのアルバムはトリオしか聞いたことがなかったんですが、なかなかの出来栄えだと受け止めています。北欧のピアニストらしい仕上がりです。私が高校生のころに夢中になったコルトレーンなどのバリバリ吹くワンホーン・カルテットとはまったく違う趣きで、あくまでピアノ・トリオにホーンが寄り添うイメージです。それはそれで一聴に値します。アルバムの構成は以下の通りです。

  1. Prelude
  2. Playing
  3. Suite
  4. Communion
  5. Circling
  6. Glasgow Intro
  7. On Every Corner
  8. The Well
  9. Communion, Var.
  10. Intuition
  11. Inside


YouTube にアップされた動画です。とてもよく雰囲気が伝わってきます。

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2014年02月22日 (土) 22:51:00

寒い土曜日に出歩いて「Jazz Jpan, vol.43」を買い求める

このところ、寒い日が続いていて、我が家や私の職場の周辺では、今週後半は雪こそ降りませんでしたが、先週末に降った雪がまだ完全には融け切らずに道端に残っていたりします。でも、今日は午前中こそいつもの通り室内プールで泳いでいましたが、午後からは出かけました。新宿あたりをうろついて、昨日発売になったばかりの「Jazz Japan, vol.43」を買い求めました。実は、まだ読んでいなかったりします。今は、チック・コリアのピアノ・トリオを聞いています。ゆったりと過ごす週末の夜更けです。

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「お出かけの日記」と「音楽鑑賞の日記」で迷って、結局、後者にしました。
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