2013年11月27日 (水) 19:39:00

プランタン銀座の「クリスマスアンケート調査結果」に見るクリスマス・プレゼントの予算やいかに?

11月12日に、プランタン銀座からメールマガジン読者の女性を対象にした「クリスマスアンケート調査結果」が公表されています。私は11月22日付けのデパチカドットコムで見ました。「今年は回復傾向にある景況感がクリスマスにも色濃く表れる結果」と報じています。
対象者がとても偏っていて、日本国民を代表しているとは言いがたいんですが、私が初めて見た2007年から、このところ毎年のように実施されている調査であり、時系列的に昨年と比較したり、クロスセクションとしてプレゼントの贈り先別の予算額を見たりするのは意味がないわけではないと思います。昨年11月半ばの衆議院解散から始まったアベノミクスにより、消費者のマインドがどれくらい改善したかを実感するひとつの目安でもあります。今夜のエントリーではこのアンケート調査について、ご予算にかかわる結果に注目して、いくつか図表を引用しつつ取り上げたいと思います。

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まず、アンケート対象者であるメールマガジン読者の女性が恋人やパートナーからクリスマス・プレゼントとしてもらう場合の回答結果です。過半の56パーセントがもらうことを期待し、その期待予算の平均は36,401円で、昨年から+3,618円の増加となっています。昨年よりも「増えた」割合が「減った」を大きく上回っていますが、圧倒的多数は昨年と「変わらない」だったりします。上の画像では割愛しましたが、期待するプレゼントは「レストランなどでの食事」、「ネックレス」、「指輪/その他アクセサリー」が20パーセントを超えて上位のトップスリーを占めています。取りあえず、この結果は憶測や勝手な願望レベルのものも含めて、恋人やパートナーからもらう場合の期待ですから、ひとつのベンチマークと考えることが出来るかもしれません。

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次に、女性から恋人やパートナーに贈るクリスマス・プレゼントに関するアンケート調査結果です。ここからは自分で主体的に決める予算のレベルになり、前問の願望を含む期待よりは実現性が高まると考えるべきです。ということで、64パーセントがプレゼントを贈ることを予定し、平均予算は22,902円で、昨年から+3,082円増加しています。ここでも予算は昨年と「変わらない」が圧倒的ですが、「増えた」が「減った」を上回っています。贈るプレゼントとしては、「洋服」、「手料理」が20パーセントを超えています。金額が男性からもらう方よりも女性から贈る方が低くなっていて、しかも、女性から見て、もらう方がレストランなどでの外食であるのに対して、贈る方は手料理となっているのは、必ずしも全面的に肯定できる性差ではないかもしれませんが、ひとつの特徴かもしれません。それにしても、洋服をプレゼントするのは私には理解できませんでした。私は高校生くらいのころに親に買ってもらったスタジャンやダウン・コートをいまだに着たりしていますが、親以外の人から洋服を買ってもらったことは数えるほどしかありません。もっとも、単に、女性にモテなかっただけかもしれません。

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クリスマス・プレゼントとしては、最後に、「自分へのご褒美」の結果です。購入予定の割合は前の2問に比べて低いんですが、さすがに、予算は44,292円ともっとも張り込んでいます。ただし、前年からの増加は+1,706円と決して大きくない一方で、昨年から「増えた」割合が高くなっています。このあたりに、アベノミクス効果による景気の改善が色濃く現れているような気がしないでもありません。なお、「自分へのご褒美」プレゼントの上位は、「洋服」、「コスメ」、「バッグ」が上位のトップスリーで20パーセントを超えています。アクセサリーはともかく、洋服やコスメを男性のチョイスに委ねるのは勇気が必要そうなのは私も理解します。いずれにせよ、女性から恋人やパートナーに贈るクリスマス・プレゼントの予算のほぼ2倍を自分へのご褒美に割り当てているのは実感にもよく合致します。また、グラフは引用しませんが、家族や女性友人へのプレゼントの予算も昨年より増額されています。

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最後に、クリスマス・ケーキの予算などの結果は上の通りです。我が家もそうだと思うんですが、80パーセントを超える圧倒的多数の家族がクリスマス・ケーキを用意し、ご予算も昨年から10パーセント増の大盤振舞いとなっています。注目すべき点として、前の3問の自分へのご褒美も含めたプレゼントの予算に関しては、10パーセント程度の回答者で前年割れが想定されていたんですが、クリスマス・ケーキ予算はほとんど前年割れがありません。もちろん、前年から「変わらない」の比率が圧倒的なんですが、偏った回答者のサンプルながら、幅広い国民の間で景気の改善が実感されているように受け止めています。

何度も繰返しになりますが、プランタン銀座のメールマガジン読者となっている女性、という極めてバイアスの大きいサンプルながら、時系列的に前年と比較したり、クロスセクションで恋人やパートナーへのプレゼントと自分へのご褒美のそれぞれの予算を比べたりすることにより、何らかの特徴を浮かび上がらせることは出来ると思います。いろんなところに景気改善の実感が垣間見えて、とても興味深いアンケート調査結果でした。やや無理やりながら、「経済評論の日記」に分類しておきます。
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