2016年09月23日 (金) 21:29:00

2008SNA対応による名目GDPの上振れは20兆円近く!

やや旧聞に属する話題かもしれませんが、先週木曜日の9月15日に内閣府から
「国民経済計算の平成23年基準改定に向けて」と題するアナウンスがなされていて、基準年の改定に合わせた国連の2008SNA基準への準拠により名目GDP水準が約20兆円増加するとの公表がなされています。
すなわち、現在の2005年基準から2011年基準に基準年を改定するとともに、1993SNAから2008SNAに対応を進め、その結果、それまで中間投入とされていた民間企業の研究・開発(R&D)を固定資本形成=投資とみなしたり、政府消費だった防衛装備品も同様に固定資本形成=公共投資と同じ扱いに改めたりして、約+19.8兆円、改定前GDP比で+4.2%の上振れが生じる、と明らかにしています。

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上のテーブルは内閣府の公表資料のp.9を画像化して引用しています。5年前の2011年時点の計数ですが、名目GDP471.6兆円が491.4兆円に+19.8兆円の増加になるんですから、アベノミクス新3本の矢の1番目で掲げた名目GDP600兆円を目指す現内閣には朗報かもしれません。
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